説明
秋、豊かな実りの時期を迎える姿が茶壷形三耳の造形に施された壺。
洒脱な線の枝にたわわにつくのは柿の実。丸みのあるふくよかな胴の線の中に巻き上がる様に走る太い轆轤目が力強く響く。
釉が厚くかかる、口から胴中央にかけては釉景色を楽しめる。
古唐津にある今も愛される「絵唐津柿文三耳壺」、同じ意匠・同じ形だが表現したいところ、また時代により異なる味わいが見いだされる所に注目したい。
■サイズ:17×17×H22.5cm 1,191g
■共箱有
唐津焼 Gallery陶晃
三里窯 浜本洋好